こちらのページでは現在執筆中の「間違いだらけのバドミントン~あなたの悩みを解決する22の魔法~」という本の原稿を公開するページとなります
少しずつ筆を進めていく所存ですので気長にお付き合い頂けましたら嬉しいです
まえがき
この本を手に取って下さり誠にありがとうございます。主に東京・神奈川でバドミントンのレッスンプロと活動し、またバドミントンラボ(http://bad-labo.com)というバドミントン情報メディアを運営しております横田と申します。
この本を書くことに至った経緯としましては、私は高校生からバドミントンを始め、高校生、大学生、社会人とずっと思うようにプレーが出来ずに悩んで悩んで、本当に苦しんでプレーヤーとしての経歴を積み重ねてきました(経歴と言うほど大それたものではありませんが)。
高校生の時はもちろん結果が出ない、大学生の時も結果が出ない、そして社会人になっても結果が出せないまま20年の月日が過ぎました。
そして20年たった今でも、正直プレーヤーとして目立った結果は残せていません。
でも、自分自身が納得できるような、自分が頑張ったと思えるレベルのプレーは出来るようになれたと思っています。
正直なところ、これからはプレーヤーとしてさらに積み重ねていくことは、私自身の気持ちの問題として難しいかなと感じています。
もちろん、新たに大きな大会などを目指して努力をしていくことになるかもしれませんが、現段階ではこのように書籍を執筆したり、コーチングの方に注力して、これまで私が積み重ねた理論で少しでも多くの方の悩みを解決してお役に立てるよう努めていきたいと考えています。
話が脱線してしまいましたが、自分自身のプレーに納得できるという心境に至るまで、本当に苦しくて苦しくて仕方がなかったです。
大学生の頃には色々と犠牲にしつつバドミントンに没頭するも全く結果が出ない。
自分が思うようなプレーもできない。
そしてプレーヤーとしてプロになることも出来なければ実業団選手になることも出来ない。
そのような大きな葛藤を抱え、でも今までこんなに頑張ってきたバドミントンを活かして何かをしたいという思いから、バドミントンのコーチとして大学生の頃から活動を始めました。
元々、大学の部活で色々と教えさせてもらっていたため、そういう意味では自然な選択だったのかもしれません。
もちろん、コーチとして活動し始めても常に葛藤はありました。
最も苦しかったのは、自分自身がプレーヤーとして未熟であったため、教えさせて頂く方々に高いレベルの技術をお伝えすることが出来ないし、何より自分のプレーを通して説得力がある形で示すことが出来なかったことです。
もっと自分にプレーヤーとしての実力があれば、今目の前で苦しんでいる方の悩みを解決し、そしてより高みに導いていくことが出来るのにと、そのような葛藤を常に抱えてコーチとしての活動を行っていました。
そのため、コーチとしての活動を続けながらも、プレーヤーとして技術を磨くノウハウを蓄積していくということを日々続けてきました。
この本をお読みになられている皆さんもご存知の通り、技術を積み重ねていくという行為は非常に難しく苦しいものです。
永遠に終わりのない道を少しずつ少しずつ進んでいく。
そうやって苦労して苦労して、ようやく新しい理論やノウハウに気付くことが出来る。
そのような営みをおよそ20年ほど続けた結果、ようやく自分が納得出来るプレーが出来るようになり、これまでの大変な苦労が報われたように思います。
ここまで辿り着くプロセスの中で、本当に沢山の技術的なノウハウ、理論を生み出してきました。
その過程の中で常々感じてきたこととしては、一般的に言われている様々なバドミントンの理論は間違ったものが驚くほど多いということです。
本書でも取り上げていますが、例えば回内回外運動を例に挙げてみましょう。
バドミントンと言えば回内回外、と言うぐらいにバドミントンを習う、教える時には触れる理論だと思います。
結論から言えば、私はこの回内回外で打つというのは間違いだと思っています。
正確には、不十分であるという言い方になるかと思います。
回内回外に加えて、ある要素を加えてスイングをしなければ充分なショットは打てるようにならないのです。
実際に、回内回外で打つということを主張されている指導者の方のスイングを見てみると、回内回外で打つということから外れて打っていることがほとんどです。
回内回外以外にも、私はゼロポジションで打つ、リラックスして構える、打つ瞬間だけ力を入れる、弓を引くように肩を引く、グリップは握手するように握る、常にリストスタンドして打つ、などこれらは全て一般的な理論として様々な場所で語られてきましたが、私はこれらは全て間違いだと考えています。
このように、これはどのスポーツにも言えることだと思うのですが、一般的にこうあるべきだという理論と、本当に正しい理論は異なる場合が多いのだと思います。
随分と前置きが長くなってしまいましたが、この本では私がこれまで20年間で積み重ねてきた様々な理論の中で、一般的に言われている理論とは違う、より強く主張するのであれば私の理論の方が正しいと思う様々なノウハウについて語っています。
この本が、以前の私がそうであったように、バドミントンが上手くいかない、辛い、苦しい、そう思われている方の悩みに寄り添い、そして解決と上達にこの本がお役立ち出来ることを心から祈っております。
目次
- 回内回外で打つは間違い?正しい肘先の使い方、猫手にはなってはいけない、常にリストスタンド
- ゼロポジションで打つは間違い?正しいヒッティングポイントについて
- リラックスして構える
- 打つ瞬間だけ力を入れてそれ以外は力を抜いておく
- グリップは握手するように握る?グリップの握り替えについて、グリップにはイースタングリップとウエスタングリップしかない、バックハンドも包丁を握るように握る、フォアハンドのバックハンドで握り替える、グリップは指先で持つ
- 腰を落として構える、つま先立ちで構える
- 腰を回して打つ
- 少しでも早く動き出す、相手が打つ前に動き出す、動き出す前にジャンプして方向転換する、動きたい方向の脚から先に出す
- 弓を引くようにテイクバックする、速いスマッシュを打つには肘が下に落ちるぐらいしっかりと引く、野球のように下から回す、ラケットと逆側の手は高く挙げる
- ヘアピンはコンパクトに打つ
- レシーブはコンパクトに打つ
- ショートサーブは浮かせてはいけない
- カットは切って打つ
- ストップする時は爪先を外側に開く、爪先を外側に開いて構える
- レシーブは足から動かす
- 構える時は利き足を若干前に出して構える(3パターン)
- ハイバックはイースタングリップで握る
- 後ろに下がる時はあごを上げてはいけない
- 前衛は少しでも早く動き出して早くタッチする、積極的に触りにいかなければいけない
- 少しでも早く羽の下に入らなければいけない(遅れてはいけない)
- ラウンドはのけぞってはいけない
- ラケットは上げて構えなければいけない
- サーブレシーブは上げてはいけない
- 理想的なプレー、こうすべきというプレーは決まっている(勝てればどんなプレーでもいい。重要なのは状況に応じて引き出しを使い分けるという考え方)
(おまけ)元グリップは剥がさなければいけない、細い方が良い
(おまけ)あらゆる理想を現実化する創造法
1.回内回外で打つは間違い?正しい肘先の使い方、猫手にはなってはいけない、常にリストスタンド
まずは何よりこの回内回外というテーマについて扱いたいと思います。
バドミントンと言えば回内回外、という位にバドミントンを最初に始めたら書籍や動画などで学び、あるいは人から教わることではないでしょうか。
かく言う私もバドミントンを始めたばかりの頃はそのように習ったような覚えがあります。
結論から言えば、私はこの回内回外で打つというのは間違っていると思っています。
正確には、不十分である、という表現が正しいかもしれません。
恐らくこう聞くと多くの方が反感を覚えると思いますし、認めるに認められない方も多数いらっしゃるかと思います。
そのような方々を否定するつもりはないのですが、結果的にそうなってしまうことは申し訳なく、ただより正しい理論を広めて多くの方の悩みが解消されるようにしっかりと主張したいと思います。
以下で、私がなぜ回内回外で打つことが間違いであるか、そして理想的な回内回外、正確に言えば「肘先の使い方」はどのようなものであるか、ついて解説していきたいと思います。
回内回外で打つことが間違いであると考える理由
ではなぜ回内回外で打つことが間違いであると言えるのでしょうか。
その前に、一般的に言われる回内回外運動がどのようなものであるか確認してみましょう
(埋め込みyoutube回内回外動画)
※youtubeURL
このように、一般的に言われる回内回外の動きというのは常にリストスタンドして肘関節を回す運動だと言えます。
では、リストスタンドと言うのはどのような行為なのでしょうか。
ラケットを持ってリストスタンドして頂けるとお分かり頂けるかと思うのですが、リストスタンドするにはグリップを持った手に力を入れますよね。
ということは、まず構えた時にリストスタンドしているということはラケットを持った手に力が入っているということになります。
そして、その状態のまま肘関節を回してラケットを手のひら側、そして手の甲側に倒すという動きをする。
その間、常に力が入っているという訳です。
ここに問題があると私は考えます。
その理由は、まず一般的にと言いますか、論理的に考えてみると分かりやすいかと思いますが、なにか大きな力を発揮する上では、リラックスした状態から力を入れる、という状態の差を用いるかと思います。
次に、常に力が入っている訳ですから、怪我のリスクを考えた場合、力が入り続けるというのはあまり良くない状態であるということが言えるのではないでしょうか。
障害に繋がりやすい理由をより詳しく見てみると、スイングする上で、ラケットには遠心力と言う物理的なエネルギーが掛かっていると言えると思います。
これはどういうことかと言いますと、遠心力がラケットに掛かる場合、物理的な力が掛かる方向と言うのは、手首がリストスタンドするために親指側に曲がっている方向とは逆方向であるということであり、そうなるとその遠心力と言う物理的な力に逆らってリストスタンドしている状態を保とうとする行為は、体に大きな負担を掛けるのではないかということです。
この2つの理由が、私が常に力が入っているということ、言い換えればリストスタンドした状態を保つことが怪我のリスクを高めることに繋がるのではないか、そしてその結果として回内回外で打つことが間違いなのではないかと私が考える理由となります。
回内回外で打つことが間違いであると私が考えるもう一つの根拠は、実際にシャトルをラケット面でとらえた瞬間の画像を見て、リストスタンドした状態から外れていると判断したからです。
以下で、その画像を確認してみましょう。
※自分で撮影したものを使う(高性能なカメラが必要。また、撮影に協力して下さる方を探す)
(例1~○○)
少ない例ではありますが、上記の画像はラケット面がシャトルをとらえる瞬間を撮影した画像となります。
上記のような画像を根拠に、私は常に手首をリストスタンドした回内回外運動が間違いであり、さらにはこれは後ほどの項で説明することなのですが、ヒッティングする際にはリストスタンド状態を崩して打つことが正しい打ち方であると考える理由です。
正しい回内回外運動(肘先の使い方)のやり方
ここまでで従来語られてきた回内回外運動で打つことが(回内回外が間違っていると言っている訳ではありません)間違いであることを解説しました。
ここからは、正しい肘先の使い方について説明していきたいと思います。
回内回外運動とは肘関節の動きです。
肘関節を内側に回すのが回内、外側に回すのが回外。
そして肘関節を内側に回したり外側に回したりするのを繰り返すのが従来の回内回外運動でです。
もう一度、動画で確認してみましょう。
(埋め込みyoutube回内回外動画)
※youtubeURL
結論からお伝えすると、私が考える正しい肘先の使い方というのは以下の動画のような動きとなります。
(埋め込みyoutube正しい肘先の使い方動画)
※youtubeURL
この動きの原理を解説します。
体の構造を見てみると、肘関節の先には手関節という関節があります。
(肘関節と手関節画像)
より強いショット、より質の高いショットを打つ上で、より多くの関節を動員することが大事であるということは理解頂けることだと思います(じゃあ指関節も使っているのか、と批判される方もいらっしゃるかと思いますが、恐らく厳密にいえば使っていると思います。グリップを握っていますし、逆側の手、指は独特な形になりますし)。
そう考えると、肘関節の先にある手関節も動員してスイングする、ヒッティングすることが合理的な打ち方であると言えるのではないかと思います。
少し話を戻しますと、これまでの肘先の回内回外運動(のみ)で打つ打ち方というのは、この手関節を固定して打つというものでした。
だからこそ常にリストスタンドして動作を行っている訳です。
では、この従来の回内回外の動きに手関節の動きを取り入れるというのはどういうことなのでしょうか。
手関節というのは、四方向に曲げることができ、そしてそれぞれの方向に曲げる動作に対して名前が付いています。
まず、親指の方向に手首を曲げるのが橈屈(とうくつ)。
(橈屈画像)
反対の小指側に曲げるのが尺屈(しゃっくつ)。
(尺屈画像)
次に、手のひら側に手首を曲げるのが掌屈(しょうくつ)。
(掌屈画像)
反対の手の甲側に曲げるのが背屈(はいくつ)。
(背屈画像)
これら4方向への手首の動きを、これまでの肘関節の回内回外運動の動きに加えて、肘先を動かしていくという訳です。
フォアハンドの正しい肘先の動かし方
この4方向への手首の動きを繋げて動かすと、以下の動画のように手関節が円運動を起こします。
(フォアハンド手関節の円運動youtube動画埋め込み)
※動画URL
この手首の円運動(回旋)を、従来の肘関節の回内回外運動という回旋(回す)の動きに加えるという訳です。
そうすると、先ほど結論としてお伝えしたような動きの軌道をラケットヘッドが通る動きが現れます。
もう一度、先ほどの動画を確認してみましょう。
(埋め込みyoutube正しい肘先の使い方動画)
※youtubeURL
まず、手首がリストスタンドしたところから始まります。
この時、手首が親指側に曲がっている、つまり橈屈(とうくつ)している状態となります。
(ラケットを持って手首が橈屈している画像)
次に、肘先が回外を起こしながら手首が手の甲側に曲がる背屈(はいくつ)の動きが生じます。
(ラケットを持って肘関節が外旋して、手首が背屈している画像)
そして、肘先が内旋を起こしつつ、手首が小指側に曲がる尺屈(しゃっくつ)の動きが発生し、肘関節が内旋も外旋もしていないニュートラルな位置、手首が小指側に曲がり切った位置でインパクトします。
(ラケットを持って肘関節が内旋も外旋もしていないニュートラルな位置で、手首が尺屈している画像)
バックハンドの正しい肘先の使い方
フォアハンドに続いて、次はバックハンドにおける正しい肘先の使い方について解説したいと思います。
簡単にお伝えすると、バックハンドの理想的な肘先の使い方というのは、フォアハンドの肘先の使い方を逆側に動かしていく動作となります。
以下で具体的に見てみましょう。
フォアハンドでは、まず手首を橈屈(とうくつ)させた状態から肘を外側、つまり手の甲側にひねりました。
バックハンドはフォアハンドとは逆の動きということになりますので、肘を内側、つまり手のひら側に倒します。
そして、ラケットを側に倒したところから、次は肘を外側に捻りながら、手首が掌屈(手のひら側に曲げる)→尺屈(小指側に曲げる)→背屈(手の甲側に曲げる)と移り変わり、そしてラケットを外側、つまり手の甲側に振り切った段階で、手首がスタートの時と同じ橈屈(とうくつ)の状態に戻り、そしてその手首の状態を保ったまま最後に肘を内側に捻って、肘先の使い方をスタートした、つまり肘を内旋も外旋もさせずにニュートラルな位置に戻します。
(バックハンドの肘先の使い方において、最初に橈屈した状態から一周してまた橈屈の状態に戻る動画。一つずつの段階ごとに動きを止めて移り変わりが分かりやすくする)
また、先ほどフォアハンドの肘先の動きにおいては、手首が猫手の状態、つまり掌屈した状態の時間が思いのほか長いということをお伝えしましたが、バックハンドにおいてはその逆で手首を手の甲側に倒した背屈した状態の時間が思いのほか長い、ということになります。
これもフォアハンドと同様に、一般的には常にリストスタンドした状態で手首をひねるようにラケットを動かすことが正しい肘先の動かし方だと言われていますが、その常識からすれば意外な事実かもしれませんが(あえて事実だと言い切ります)、実際は手首がリストスタンドした状態、つまり橈屈(とうくつ)した状態から崩れて、曲がった状態を比較的長い時間キープする、という現象が発生します。
私が主張する肘先の使い方が正しいと考える根拠
ここまで主張してきた、私が考える理想的な肘先の使い方が正しい理論であるという根拠はあるのかと、そう思われている方も多いのではないかと思います。
そこでここからは、ではどのような根拠を元にそのような主張をしているのか、について解説したいと思います。
一つ目の理由としては、これは先ほどのこれまでの肘先の使い方が間違いである、厳密に言えば不十分であるという主張の根拠として提示したものとして、実際にシャトルを打つ瞬間を捉えた画像がありました。
この画像群が、私が主張する肘先の使い方が正しいと言える根拠にもなり得るのだと思います。
そしてそれと同時に、シャトルが面に当たる前後で、手首が手の甲側に曲がる背屈、手のひら側に曲がる掌屈した状態が発生している画像も加えることで、より明確な根拠として以下でお伝えさせて頂きます。
(フォアハンドのオーバーヘッドストロークにおいて手首が背屈した画像群)
(フォアハンドのオーバーヘッドストロークにおいて手首が尺屈した画像群)
(フォアハンドのオーバーヘッドストロークにおいて手首が掌屈した画像群)
(フォアハンドのサイドハンドストロークにおいて手首が背屈した画像群)
(フォアハンドのサイドハンドストロークにおいて手首が尺屈した画像群)
(フォアハンドのサイドハンドストロークにおいて手首が掌屈した画像群)
(フォアハンドのアンダーハンドストロークにおいて手首が背屈した画像群)
(フォアハンドのアンダーハンドストロークにおいて手首が尺屈した画像群)
(フォアハンドのアンダーハンドストロークにおいて手首が掌屈した画像群)
(フォアハンドのオーバーヘッドストロークにおいて手首が背屈した画像群)
(フォアハンドのオーバーヘッドストロークにおいて手首が尺屈した画像群)
(フォアハンドのオーバーヘッドストロークにおいて手首が掌屈した画像群)
(フォアハンドのサイドハンドストロークにおいて手首が背屈した画像群)
(フォアハンドのサイドハンドストロークにおいて手首が尺屈した画像群)
(フォアハンドのサイドハンドストロークにおいて手首が掌屈した画像群)
(フォアハンドのアンダーハンドストロークにおいて手首が背屈した画像群)
(フォアハンドのアンダーハンドストロークにおいて手首が尺屈した画像群)
(フォアハンドのアンダーハンドストロークにおいて手首が掌屈した画像群)
(バックハンドのオーバーヘッドストロークにおいて手首が背屈した画像群)
(バックハンドのオーバーヘッドストロークにおいて手首が尺屈した画像群)
(バックハンドのオーバーヘッドストロークにおいて手首が掌屈した画像群)
(バックハンドのサイドハンドストロークにおいて手首が背屈した画像群)
(バックハンドのサイドハンドストロークにおいて手首が尺屈した画像群)
(バックハンドのサイドハンドストロークにおいて手首が掌屈した画像群)
(バックハンドのアンダーハンドストロークにおいて手首が背屈した画像群)
(バックハンドのアンダーハンドストロークにおいて手首が尺屈した画像群)
(バックハンドのアンダーハンドストロークにおいて手首が掌屈した画像群)
上記の画像ではまだ不十分かもしれませんが、これらの画像は私の主張を支える根拠として、また従来の回内回外での打ち方を否定する根拠として、大きな役割を果たすものではないかと考えます。
新しい肘先の使い方の根拠となる論文の存在
ここまで、私が主張する理想的な肘先の使い方の根拠として、実際にシャトルを打っている際の複数枚の根拠を挙げさせて頂きました。
私の主張の正当性をより強めるために、ここでは新たな根拠を提示したいと思います。
この本を執筆している現在は2020年ですが、実は今から○○年前には既にバドミントンのヒッティングにおいて、肘関節の回内回外運動に加えて手関節の四方向への曲げる動きが発生するのだという主張を科学的なアプローチで行った論文が執筆されています。
その論文は○○という論文であり、○○年に○○大学の○○先生、そして○○先生の共著という形で書かれたものです。
その論文へのURLリンクを以下に掲載させて頂きます。
(※論文のURLリンク)
専門的に書かれた論文であるため読み解くのが難しいですが、論文の最後に書かれた結論を簡単に説明すると、「バドミントンのスマッシュ動作においては肘関節の回内回外運動に加えて、手関節の四方向への曲がる動きが発生する」というものです。
もちろん、この論文に書かれた根拠、主張が必ずしも正しいという訳ではないとは私も思います。
しかし、私の主張の正当性を強めるさらなる根拠としての役割は果たすのではないかと私は考えます。
肘先の使い方を実践的にする方法
ここまでで私が解説した理想的な肘先の使い方が仮に正しいとして、ではどのようにその使い方を実践的な形として身に着けていくかを、ここからは解説したいと思います。
スイングにはフォアハンドとバックハンドの2種類あり、それぞれについてオーバーヘッド、サイドハンド、アンダーハンドと合計で6種類のスイングの種類があることはバドミントンをプレーされている方にはお分かり頂けると思いますが、この6カ所のそれぞれにおいてここまでで解説した私が主張する肘先の使い方を当てはめていく形となります。
八の字運動
回内回外運動を身に着けるための一般的な練習方法に「八の字運動」があります。
知らないよ、という方のために以下に実際にどのような動きなのかを撮った動画をご紹介します。
(※八の字運動埋め込み動画)
Youtube URL
既にお分かりかもしれませんが、私はこの練習方法というのは、間違い、より厳密な言い方をすれば不十分だと考えています。
では、正しくは、理想的にはどのような動き方なのでしょうか。
結論からお伝えすると、以下の動画の動きようになります。
(※理想的な八の字運動埋め込み動画)
Youtube URL
先ほどお伝えした八の字運動と、私が理想的だと考える八の字運動の違いは何なのかについてですが、それはここまでで解説した理想的な肘先の使い方と同じ理屈となります。
つまり、これまでの八の字運動に手首の4方向への曲げる動きを加えたものが、この理想的な八の字運動の動きという訳です。
上の二つの動画を見比べてみると、従来の八の字運動に比べて私が主張する新しい八の字運動はより自然にスイングで、なおかつラケットヘッドを大きく動かしたスイングで動作をしています。
実際にシャトルを打つ際には、より大きなエネルギーを発生させるためにラケットヘッドを大きく動かすことが理想的であることは、論理的に考えてみると明らかなのではないでしょうか。
そういう意味で私が主張する理想的な肘先の方が従来のものより正しいと言えるのではないかと思います。
フォアハンド、バックハンドそれぞれ三カ所に八の字の動きを当てはめる
先ほどお伝えした八の字運動で理想的な肘先の動きを理解したら、次はフォアハンド、バックハンドそれぞれにおいて、オーバーヘッド、サイドハンド、アンダーハンドの三カ所に当てはめていきます。
まずは、フォアハンドについて見ていきましょう。
オーバーヘッドに理想的な肘先の使い方を当てはめると以下のようになります。
(フォアハンドのオーバーヘッドに肘先の使い方を当てはめた埋め込み動画)
URL
少し縦にスイングするようなイメージで、肘先が円運動を起こし、肘関節の回内回外運動に加えて、手関節の四方向への曲がる動きが発生します。
これは、サイドハンドにおいても、アンダーハンドにおいても同じです。
理想的な八の字運動のように、力みのないごく自然なスイングの中で、肘先が円運動を起こします。
以下で、サイドハンドとアンダーハンドのそれぞれに理想的な肘先の使い方を当てはめるとどうなるかを確認してみましょう。
(フォアハンドのサイドハンドに肘先の使い方を当てはめた埋め込み動画)
URL
(フォアハンドのアンダーハンドに肘先の使い方を当てはめた埋め込み動画)
URL
いずれの場合も、八の字運動のようにごく自然にラケットをスイングしていることが確認できるかと思います。
バックハンドそれぞれの個所における肘先の使い方
フォアハンドに続いて次はバックハンドのそれぞれ三カ所において肘先の使い方を当てはめていきたいと思います。
まず、バックハンドのオーバーヘッドに理想的な肘先の使い方を当てはめた場合も見てみましょう。
(バックハンドのオーバーヘッドに肘先の使い方を当てはめた埋め込み動画)
URL
フォアハンドのオーバーヘッドにおける肘先の使い方と同様に、ラケットヘッドを後ろから前に縦にスイングし、そこから円運動を起こしていることが確認できると思います。
次にサイドハンドに当てはめた場合を見てみましょう。
(バックハンドのサイドハンドに肘先の使い方を当てはめた埋め込み動画)
URL
これは横方向に向かって肘先が円運動を起こすようなイメージとなります。
最後に、アンダーハンドにおける肘先の使い方を確認してみましょう。
(バックハンドのアンダーハンドに肘先の使い方を当てはめた埋め込み動画)
URL
これはサイドハンドに比べたら少し下方向に向かって肘先のスイングをしていく形となります。
以上が、フォアハンド、サイドハンドそれぞれにおいて肘先の使い方を当てはめるとどうなるのかの解説となります。
シャトルにラケットが上手く当たらないという悩み
ここまでで理想的な肘先の使い方を解説してきましたが、でもこの打ち方でやった時にシャトルにラケットが上手く当たらない、打ちたい方向に飛ばない、まっすぐ飛ばすためにウエスタングリップで握ってしまう、そのような悩みにぶつかることがあると思います。
実際に、これまでのコーチングの中でそのような問題を抱えられる方に多数出会ってきました。
それらの場合における解決方法を以下で解説したいと思います。
「シャトルにラケットが上手く当たらない」
「打ちたい方向に飛ばない」
「まっすぐ飛ばすためにウエスタングリップで握ってしまう」
というそれぞれの悩みを解決するための共通の理論として、
「ラケット面をいかに作るか」
というものがあります。
これはどういうことかと言いますと、基本的にどのようなグリップで握ったとしても、グリップを握った手の掌(てのひら)と、ラケット面の方向というのは同じになっています。
つまり、例えばイースタングリップで握って、上半身に対してシャトルを真っすぐの方向に飛ばしたい場合、手のひらをその上半身の向きに対する真っすぐの方向に向けて面を作る必要があるということです。
例えば、フォアハンドのイースタングリップで握るという場面にこの理論を当てはめた場合、上半身に対して正面方向にシャトルを飛ばしたいとすると、手の甲が上を向くように手首を捻(ひね)ることで面を作って、打ちたい方向にシャトルを打つという訳です。
(フォアハンドのイースタングリップで正面方向に打ちたい場合に手首を入れる様子の埋め込み動画)
URL
手首を猫手にするのは間違い?
先ほどのシャトルに上手く当たらない、狙った方向に飛ばない、面が切れてしまうといった悩みを解決するための2つ目の理論として、
「手首の掌屈・背屈を使う」
というアプローチがあります。
これはどういうことかと言いますと、先ほど、バドミントンの理想的な肘先の動きにおいては、一般的には良くないと言われている、いわゆる「猫手」の動きが発生するのだということをお伝えしましたが、この猫手の動きを、ここでの上手く面が当たらない、ウエスタングリップで握ってしまうといった症状に対して当てはめるという訳です。
猫手の動きは面を真っすぐ向けたままラケットを前後に動かす運動であるため、ラケット面がシャトルに上手く当たらないという問題を解決することに繋がります。
先ほどの、イースタングリップで手首を入れて手のひらを正面に向けるという要素と、ここで紹介した猫手の動きの要素を加えると以下のような動きになります。
(※手首を入れて手のひらを正面に向けつつ猫手の動きでラケットを振る埋め込み動画)
Youtube URL
回内回外3.0
これまで一般的に言われてきた回内回外の動きが回内回外1.0であり、ここまでで私が解説した内容が回内回外2.0だとして、私個人としては回内回外3.0まで発見できているのではないかと考えています。
2.0から3.0という大型アップデートではなく、2.1ぐらいのマイナーアップデートかもしれませんが、研究の成果として気付けたことがあるので以下で解説させて頂きます。
これはこれ以降の項目で解説することなのですが、理想的な構え方というのは両腕と両脚を内側にひねる、つまり内旋させた状態だと私は考えています。
まずはそれについて動画を確認してみましょう。
(両腕両脚を内旋させて構える埋め込み動画)
Youtube URL
つまり、両腕を内側にひねって構えているということは、肘先の動きにおいてもラケット側の腕を内側にひねったところからスイングをスタートさせるということです。
それを取り入れて肘先の使い方を実践すると以下のようになります。
(ラケット側の腕を内旋させたところから肘先の動きを行う埋め込み動画)
Youtube URL
今まではラケットを立てたところからフォアハンドであればラケットを手の甲側に、バックハンドであればラケットを手のひら側に倒して肘先を動かしていました。
(フォアハンドの回内回外2.0埋め込み動画)
youtube URL
(バックハンドの回内回外3.0埋め込み動画)
youtube URL
そこから発展させた形で、構えの時の両腕の内旋(内側へのひねり)を当てはめて、その状態からフォアハンドおよびバックハンドの回内回外運動を行うのが回内回外3.0の一つの側面です。
グリップの握り方によってインパクト時の手首の形は異なる
回内回外3.0のもう一つの側面として、シャトルをラケット面で捉える時に、手首の角度がグリップの握り方に応じて異なる、というものがあります。
これはどういうことかと言いますと、ここまでの解説で、理想的な肘先の使い方においては手首が上半身に対して真っすぐの位置、つまり手首が小指側に伸びきった位置でインパクトするということをお伝えしました。
(手首が尺屈しきった位置の画像)
しかし、研究を続けていく中で、このインパクトの位置というのは、グリップの握り方によって違うのだということに気付きました。
ここで言うグリップの握り方の違いというのは、イースタングリップなのかウエスタングリップなのか、またはコンチネンタルグリップなのかという意味での違いであり、つまりイースタングリップの時のインパクトの手首の形と、ウエスタングリップの時の手首の形は異なるということなります。
結論からお伝えすると、イースタングリップの時の手首の使い方はこれまでお伝えしてきた、手首が小指側に曲がり切った位置になり、言い換えれば体に対してまっすぐラケットを前に出した位置です。
(イースタングリップでのインパクト時の手首の形の画像)
また、ウエスタングリップの時の手首の形は、フォアハンドであれば手の甲側に手首を90度曲げた位置、そしてバックハンドであれば手のひら側に手首を90度曲げた位置となります。
(フォアハンドのウエスタングリップの時の手首の形の画像)
(バックハンドのウエスタングリップの時の手首の形の画像)
フォアハンドでもバックハンドでも、この時、ラケット面は前を向いていることが上の画像で確認できると思います。
ちなみにグリップの種類を大きく分けた場合、イースタングリップとウエスタングリップに加えてコンチネンタルグリップというグリップの握り方があり、このコンチネンタルグリップで握った場合のインパクト時の手首の形は、ウエスタングリップの手首の位置から、フォアハンドであれば手の平側に60度、バックハンドであれば手の甲側に45度、床と平行にラケットをヘッドを回した位置となります。
(フォアハンドのコンチネンタルグリップでのインパクト時の手首の角度の画像)
(バックハンドのコンチネンタルグリップでのインパクト時の手首の角度の画像
構えの時とテイクバック時の手首の角度について
上の項では、ヒッティングの際の手首の角度がイースタングリップ、ウエスタングリップ、コンチネンタルグリップなど床に対する面の角度によって異なるグリップの握り方に影響を受けていることを解説しました。
ここでは、このグリップの握り方の種類が、構えの時やテイクバックした時のグリップの握り方にも影響を与えることを解説したいと思います。
とは言っても非常にシンプルな話であり、先ほどイースタングリップであれば手首を小指側に真っ直ぐに伸ばしきった手首の角度でインパクトし、ウエスタングリップであればフォアハンドは手の甲側に手首を90度曲げ、バックハンドであれば手のひら側に90度曲げた角度でインパクトすることをお伝えしましたが、これを構えの時、そしてテイクバックを完了した位置にも当てはめるという訳です。
つまり、イースタングリップであれば①構え②テイクバックを完了した位置(トップの位置)②インパクトのそれぞれの場面において、手首は小指側に真っ直ぐ伸ばした形となるということです。
これは、ウエスタングリップ、コンチネンタルグリップなどその他のグリップについても同じことが言えます。
分かりやすいように画像で確認してみましょう(ひとまずフォアハンドのみで解説致します)。
まずはイースタングリップについてです。
(フォアハンドのイースタングリップで構えた時に手首が小指側にまっすぐ伸びた形になっている画像)
(フォアハンドのイースタングリップでトップの位置で手首が小指側にまっすぐ伸びた形になっている画像)
次にウエスタングリップについてです。
(フォアハンドのウエスタングリップで構えた時に手首が手の甲側に90度曲がった形になっている画像)
(フォアハンドのウエスタングリップでトップの位置で手首が手の甲側に90度曲がった形になっている画像)
最後にコンチネンタルグリップについてです(これ以外にもグリップの種類がありますがひとまず便宜上3つのグリップについてのみ解説します)。
(フォアハンドのコンチネンタルグリップで構えた時に手首が手の平側に30度曲がった形になっている画像)
(フォアハンドのコンチネンタルグリップでトップの位置で手首が手の平側に30度曲がった形になっている画像)
このようにヒッティングの場合と同じように、構えた時、そしてトップの位置でも手首の角度は、イースタングリップ、ウエスタングリップと言ったグリップの種類によって変わるというのが私が主張したいことです。
手首の角度と床に対するラケット面の角度の関係
イースタングリップ、ウエスタングリップ、コンチネンタルグリップそれぞれで握った際の手首の形、角度についてお伝えしてきました。
ここからは、ではなぜ上に書いたような手首の角度になるのかについて、視点を変えて解説したいと思います。
これはこの本の中で後ほど解説することなのですが、イースタングリップ、ウエスタングリップ、コンチネンタルグリップというグリップの握り替えの基準というのは、床に対してラケット面の角度が何度になっているのかという基準となります。
イースタングリップであればラケット面は床に対して90度、ウエスタングリップであれば0度あるいは180度、フォアハンドのコンチネンタルグリップであれば60度、バックハンドのコンチネンタルグリップであれば45度、ラケット面を回した形となります。
(イースタングリップでラケットヘッドを床に付けて角度が90度になっている画像)
(ウエスタングリップでラケットヘッドを床に付けて角度が0度あるいは180度になっている画像)
(フォアハンドのコンチネンタルグリップでラケットヘッドを床に付けて角度が60度になっている画像)
(バックハンドのコンチネンタルグリップでラケットヘッドを床に付けて角度が45度になっている画像)
ここで先ほどの話に戻しますと、これらのそれぞれのグリップにおける床に対するラケット面の角度が、インパクト時の手首の角度と同じになっていることが理解頂けると思います。
以上が、回内回外2.0から回内回外3.0に発展する中でどのような点で進化したのか、ということについての解説となります。
これからの回内回外理論について
以上が、これまで研究を重ねてきた中で明らかになっている回内回外、正しくは肘先の使い方についての私の見解となります。
もちろん、これからも研究を重ねていく中で新たに発見できれば、回内回外4.0、5.0への進化というのも可能になるかもしれません。
そうなれるよう、日々実践を通して研究を重ねて、少しでもバドミントン界の発展に貢献出来ればと思います。
ここまでで解説した内容は以下のYoutube動画でも解説しておりますので、動画でも学びたいという方はそちらをご覧頂けましたら幸いです。
「回内で打つ」は間違いだよ♪
https://www.youtube.com/watch?v=-WCNBlRt4bI&t=384s
正しい肘先の動きを実践的にする方法
https://www.youtube.com/watch?v=XuCJf2wTeks
回内回外3.0(撮影予定)
URL
回内回外についての解説だけで随分とページを割いてしまいましたが、引き続き本書をお楽しみ頂けましたら幸いです。
2.ゼロポジションで打つことは間違い?
私がバドミントンを始めた20年前は、腕を耳に近づけるように振ることが正しいと言われていました。
恐らく、それよりも10年単位で以前から言われてきたのだと思います。
そして、その後ゼロポジションで打つことが正しいと言われてきました。
これはバドミントンに限らず、野球、テニス、バレーボールなど様々なスポーツにおいて言われていることであり、何年前からそのように言われているのかは定かではありませんが、現状ではもっとも一般的なヒッティングポイント、スローイングポイントなのではないかと思います。
結論からお伝えすると、私はこのゼロポジションで打つ、投げることが間違いであると考えており、理想的なポイントが他にあると考えています。
そのため、ここから先では
- なぜこれまで言われてきたゼロポジションで打つ・投げることが間違いであるのか
- 理想的なヒッティング・スローイングポイントはどこなのか
について解説してきたいと思います。
ゼロポジションで打つ・投げることが間違いである理由
そもそも、ゼロポジションとは何なのでしょうか。
ゼロポジションとは今から○○年前にインドの○○学者である○○さんという方が提唱された概念であり、整形外科の分野で治療の際に用いる手段として生まれました。
ゼロポジションは肩関節の治療の際に患部に掛かる負荷が相対的に小さいとされているものであり、患部側の腕をあるポジションに置くことが理想とされています。
まずは、そのポジションを画像で確認してみましょう。
(患部側の腕をゼロポジションに置いた画像)
ゼロポジションという名前の由来
では、なぜこの腕の位置はゼロポジションと言われるのでしょうか。
まず、肩甲骨には肩甲棘(けんこうきょく)と呼ばれる骨のでっぱりのようなものが付いています。
(肩甲棘画像)
この肩甲棘は棒のような線上になっており、このラインが上腕骨(肩関節近辺の腕の骨)のラインと平行になっている、平行になっているということはこの2つのラインが織りなす角度がゼロ度であるということが、ゼロポジションという名前の一つ目の由来となります。
(肩甲棘と上腕骨のラインが並行になっている画像)
ゼロポジションという名前が付けられたもう一つの理由として、腕というのは上半身に対しえて内側にひねる、外側にひねるという内旋と外旋という機能を持っており、この腕が内旋も外旋もしていない、という点もゼロポジションという名前の由来の一つとなっています。
この二つの点でゼロポジションと呼ばれていることになります。
また、肩甲骨平面(スキャプラプレーン)という概念があり、これは肩甲骨が一枚の板上になっていることから、その肩甲骨が作る面をそのように呼んでいるのですが、ゼロポジションにある腕のラインはこのスキャプラプレーンと平行になっています。
そういう側面から見ても、先ほど説明した肩甲棘と上腕骨のラインが並行であり、さらには腕が内旋も外旋もしていないという意味に加えて、この腕の位置はゼロポジションと言えるのかもしれません。
ゼロポジションの位置に腕を置く方法
では、どうすればこのゼロポジションの位置に腕を置くことが出来るのかについてですが、まずは頭の後ろで両手を組みます。
(頭の後ろで両手を組んだ画像)
そして上腕(肩関節から肘関節の間の腕)をその位置で固定したまま、曲がった肘関節を腕が真っすぐ伸びるまで伸ばします。
その位置がゼロポジションです。
(頭の後ろで組んだ手をほどいて両腕を伸ばしてゼロポジションまで持っていく埋め込み動画)
Youtube URL
ゼロポジションで打つ・投げることが間違いである理由
ここまでで一般的に言われるゼロポジションの定義とその状態の作り方について解説しました。
しかし、私はこのゼロポジションで打つ・投げることが間違いであると考えています。
ただし、私はゼロポジションという概念が間違っていると言いたい訳ではありません。
では何が言いたいかと言えば、このゼロポジションを打ったり投げたりすることに用いることが間違いである、というのが私の主張です。
以下で、私がそのように考える理由について解説したいと思います。
そもそも、ゼロポジションというのは整形外科の分野で治療において生まれた概念です。
治療に用いるということは、腕がゼロポジションにある時の肩関節周辺の筋・腱群はリラックスした状態にあることは予想しやすいのではないかと思います。
ヒッティングや投球において、ハイパフォーマンスを発揮してより速い球を打ったり投げたりする場合、リラックスした状態にあると言えるのでしょうか?
やはり少しでも速い球を投げる、打つことにおいては、最大限に力を込めなければハイパワーは発揮できないと思います。
確かに、ゼロポジションで投げたり打ったりすれば障害の予防という意味では良いのかもしれませんし、怪我をしてしまえば元も子もないということは私も理解できます。
しかし、ではパワーを発揮しなくていいのか、という話になるとそれはおかしいと言えるのではないのでしょうか。
最大のパワーを発揮するためには絶対的に最大限力を込める必要があり、それが可能となる腕のポジションでヒッティングなりスローイングを行う必要がある。
そういう意味においては、治療に適するあるいは障害を避けるという意味で、力があまり入らないゼロポジションでヒッティングやスローイングを行うということは矛盾しているのだと思います。
つまり、ハイパフォーマンスという目的においてはゼロポジションは不適切であるということです。
前提の話になりますが、競技においてはハイパフォーマンスを発揮することを追求しますよね?
そうでなければ勝負に勝つことは出来ない。
そこを追求せずに勝利を掴もうなんて、そんな甘い話はないと思います。
もちろん、障害を避けることは重要だと思います。
そのため、ハイパフォーマンスを追求しつつ、なおかつ怪我のリスクを下げるようなアプローチも並行して行う、というスタンスが勝利を追求するということにおいては理想的なのではないかと思います。
以上が、従来語られてきた、ヒッティングやスローイングの際にはゼロポジションの位置に腕を置くという一般論に対して私が間違いであると考える理由となります。
ゼロポジションに代わる新しいポジションとは
これまで語られてきたゼロポジションでヒッティングあるいはスローイングを行うことが間違いであるとするならば、その代わりにどのようなポジションに腕を置くことが正しいのでしょうか。
これは、両腕に力を込めて上腕のポジションを確認することで明らかになります。
両腕を両耳に近づけるような形で真っすぐ上に挙げ、そこから両手に力を込めると自然と両腕が下がり、両肘を結ぶラインと両肩を結ぶラインが重なることが分かると思います。
両肘、両肩が一直線上になるとも言えます。
(両手を上に挙げたところから力を込めて、両肘と両肩が一直線になる位置まで下がってくる埋め込み動画)
Youtube URL
このポジションが、思い切り力を入れた際に腕が位置するポジションとなります。
ただし、バドミントンや野球などにおいて、利き腕でない腕は、腕を上方向から振り下ろす場合においては下に下がっていますので、全ての例において利き腕の肘と両肩のラインが一直線に位置するラインである、というのが正確だと思います。
(バドミントンにおいて利き腕の肘と両肩が一直線上に位置した一枚の画像)
私はこのポジションこそがパワーを最大限に発揮する必要があるバドミントンという競技において、最適な上腕(肩から肘までの部分)のポジションであると考えています。
実は、このポジションもまたゼロポジションなのです。
まず、両肩を結ぶラインと、上腕骨の織りなす角度がゼロ度である。
(両肩を結ぶラインと上腕骨の織りなす角度がゼロ度である画像)
また、上腕が内旋も外旋もしていないという意味でゼロである。
そういう意味ではここで解説した私が提唱するポジションは新しいゼロポジション、言い換えればゼロポジション2.0と言えるのではないでしょうか。
新しいゼロポジションで打つ・投げることが正しいという主張を支える根拠
この新しいゼロポジション、言い換えればゼロポジション2.0が正しいとすれば、それはどのような根拠に支えられているのでしょうか。
ここでは、実際にヒッティング・リリースの瞬間の画像を多数提示することで、その根拠として示したいと思います。
(ヒッティング・リリースの瞬間に腕がゼロポジション2.0になっている画像群)
上記の画像群だけでは十分に科学的な根拠として機能を果たせないとは思いますが、私の主張を支える根拠として一定の力を持つのではないのではと思います。
以上が、一般的に言われるゼロポジションでヒッティングおよびスローイングすることが間違いであり、そしてそれに代わるものとしての新しいゼロポジション、ゼロポジション2.0の定義、そしてそちらのポジションの方がヒッティング・スローイングにおいて正しいと私が考える理由となります。
3.リラックスして構える
一般的にはリラックスして構えることが正しいと言われています。
実際に、そのように誰かから教わった方は多いかと思いますし、本やその他媒体を見てもそのように解説されているのを見かけることは多いように思います。
また、これはどのような競技にも言われることだとも思います。
私も以前はそのように信じてと言いますか、無意識的に考えてなのかは分かりませんが、その教え通りにプレーしていました。
しかし、あるタイミングでこれは間違った考えなのだということに気付きました。
バドミントンにおいてリラックスして構えるのが間違いである理由
では、なぜバドミントンにおいてはこのようにリラックスして構えることが間違いであると言えるのでしょうか。
これは最も分かりやすい例で言うと、リストスタンドというのがどのようにして生じる現象なのかを考えてみると理解しやすいと思います。
ここまで一般的な理論について否定的なことばかりを言ってきた私もこのリストスタンドすることが大事であるという点には賛成です。
このリストスタンドいう現象は、文字通り「手首(リスト)」が「立つ(スタンド)」という現象であり、具体的には以下の画像のような形となります。
(手首がリストスタンドした画像)
大切なのは、どのようにしてこのリストスタンドした状態の手首を作るかということです。
これは物凄くシンプルに、グリップを握った手に力を入れることで手首をリストスタンドさせることが出来ます。
グリップを握った手に力を入れないと、ラケットがだらっと垂れ下がり以下の画像のような状態になります。
(グリップを持つ手から力を抜いて手首がだらっとした画像)
ここで先ほどのリラックスして構えることが間違いであるという話に戻るのですが、リラックスするとは体から力を抜くということであり、そのように構えると上の画像のように手首が垂れ下がってしまうのです。
一般的には
- リラックスして構えること
- リストスタンドすること
の両方が正しい理論であるという主張がなされているのですが、ここまででお伝えしたことを考慮するとその2つの要素と言うのは両立が難しい概念同士であることを理解して頂けるかと思います。
つまり、「リラックスして構えること」と「リストスタンドすること」の両方が間違いか、あるいはどちらか片方の概念しか正しくなりえないということになります。
この議題を検討する上ではトッププレーヤーが構えている時の状態を観察してみると答えが出せるかと思いますので、以下に複数の画像を載せたいと思います。
(トッププレーヤーの構えた画像)
(トッププレーヤーの構えた画像)
(トッププレーヤーの構えた画像)
(トッププレーヤーの構えた画像)
(トッププレーヤーの構えた画像)
これだけの数では不十分であるかもしれませんが、この画像から先ほどのテーマを検討する限りでは、リラックスして構えることが間違いであり、構える時はリストスタンドするという結論になるかと思います。
リラックスして構えない?
ここまででリラックスして構えることが間違いであり、グリップを持った手に力を入れてリストスタンドして構えることが正しいという主張をさせて頂きましたが、リラックスして構えないとなると、ではどのように構えればいいのでしょうか?
これはとてもシンプルな話で、リラックスすることと逆にあるのは力を入れて構えるということであり、体に力を入れて構える構え方が私は正しいと考えています。
具体的には、先ほどもお伝えしたように、手には力を入れてリストスタンドし、それに加えて腹筋に力を入れて構えます。
すると、上半身が前傾姿勢となり、いわゆる低い姿勢になっていきます。
(力を入れることで徐々に低い姿勢になる動画)
一般的には低い姿勢で構えることが良しとされており私もそれには同意です。
そういう意味においても、リラックスせずに力を入れて構えるということの方が正しい構え方であると言えるのだと思います。
4.打つ瞬間にだけ力を入れてそれ以外は力を抜いておく
これもまた一般的には、打つ瞬間だけ力を入れてそれ以外には(構えた時から)力を抜いておくことが良しとされています
ここでもまた、私はこの一般的な考え方が間違っていると考えています
これは先ほどの「リラックスして構える」の項目と被る話ではあるのですが、構えている時にはリストスタンドしておき、そのためにはリラックスして構えるのではなく、上半身に力を入れて構えるべきだと主張しました
つまり、今回の項目の「打つ瞬間だけ力を入れる」ということもまた、「構えている時には力を入れて構える」という点から間違いであると言えるのだと思います
正しい力の入れ方と抜き方
しかし、構えている時に力を入れるからと言って、構えている時から打つ瞬間、さらには打った後までずっと力を入れ続けると言いたい訳ではありません
これまでの力の入れ方と抜き方の流れとしては、打つ瞬間だけ力を入れ、その前後では力を抜いておくということでしたから、「弱→強→弱」という力の出し入れの流れだと言えると思います
それに対して、正しい力の出し入れの流れはどうなるかと言えば、結論から言うと「強→弱→強」となると私は考えています
これはどういうことかと言うと、先ほど構えた時には力を入れておくことが正しいとお伝えしました
そういう意味で最初は「強」からスタートする訳です
そしてスイングに入っていき、シャトルをラケットヒットする場面へと移っていきます
ここで重要なポイントがあり、大きな力を出す際にはリラックスした状態から力を入れるというその反動、ギャップを使って力を出力します
この点については、従来の「リラックス→力を入れる」という点で同じだと思います
先ほど「強→弱→強」というように流れの中には「弱」という力を抜く要素が入っています
ではどの段階で力を抜くかと言えば、ラケットヘッドが後ろに倒れる、いわゆる「ラギングバック」した状態の時です
(フォアハンドのオーバーヘッドのフォームでラギングバックした画像)
基本的にはラケットヘッドというのは対戦相手の方向を向いており、この時は力が入っています
そして、ラギングバックという、ラケットヘッドを後ろに倒して助走を取る場面において、力を瞬間的に抜いておき、その状態からシャトルをヒットする場面に向けて一気に力を込めてラケットヘッドを加速させて、「弱→強」からの反動で大きなエネルギーを発生させてシャトルをヒットします
つまり、構えている時は力を入れて構えておき、ラギングバックして助走を取る場面でリラックスし、そこから一気に力を込めてシャトルをヒットするという流れになります
シャトルをヒットしたらフォロースルーに入りますが、これまでの理論では打った後はすぐに力を抜くことが正しいと言われていました
しかし、先ほどのシャトルを打つまでの流れである「強→弱→強」というのは、見方を変えれば「強→弱→強」から「強→弱→強」という連続的な流れにおいて、その繋がりの部分で「強(ヒットする瞬間)→強(構えている時)」となっており、ヒットする瞬間と構えている時の間にある「インパクト後のフォロースルー」においても力が入っているということになります
少し分かりづらい話になってしまいましたが、簡単な言い方をすれば、ヒットする時に力を込めたら、その力で押し込むようにフォロースルーを取り、そのまま次の構えに入っていく、という流れになります
一連の流れを動画で確認してみましょう
(フォアのオーバーヘッドで力を入れて構えた状態からスイングをスタートし、テイクバック、そしてラギングバックの段階で力を抜き、インパクトの瞬間に力を入れたらそのまま力を入れ続けてフォローする、次の構えへの一連の流れの動画)
以上が、私がシャトルを打つという一連の流れにおいて、打つ時だけ力を入れるということが間違いであり、実際は打つ直前だけ力を抜くということが理想的であると考える理由となります
5.グリップは握手するように握る
ここでは、「グリップは握手するように握る」というテーマについて書いていきたいと思います
一般的にはグリップは握手するように握ると言われていますし、私もそのように習った記憶があります
私は、これは間違いであるとは考えていないのですが、しかし、「全ての場面においてこの考え方を当てはめること」は正しくないと思います
以下でこの理由について詳しく解説したいと思います
私はグリップというのは場面や目的によって握り替えるものだと考えています
握り替えと言われれば、一般的に言われるのはバックハンドの際にサムアップするということではないでしょうか
つまり、グリップの握り方、また握り替えの種類においては
- グリップを握手するように、包丁を握るように握る
- バックハンドの時にはサムアップする
の2つしか定義されていないということになります
私はこれに対して異を唱えたいと言いますか、これでは圧倒的に不十分であり、グリップの握り方の基準、その方法の種類というのは、より深める必要があると考えています
つまり、グリップの握り方というのは、上記の2つにとどまらずより多くの種類があるということです
ここから先は少し長くなりますが、私が考えるグリップの握り方の種類、また握り替えの基準について解説したいと思います
グリップの握り方の種類を大きく分類
さきほど
- 包丁を握ること
- 親指を立てて握ること
だけではグリップの理論は不十分であることをお伝えしましたが、ではグリップの握り方を正しく理解するにはどういう点を理解する必要があるのでしょうか
私は、グリップの握り方を正しく理解するには4つの要素があると考えており、それぞれ
- 床に対する面の角度による握り替え
- 親指の位置による握り替え
- 手のひらの位置による握り替え
- グリップの握る位置による握り替え
に分けられると考えています
そもそもの話ではありますが、グリップと言うのは握り替えるものであると私は考えています
例えて言えば車のギアみたいなものです
車はその目的に応じてギアを変えますよね
例えばバックに下がるのであればバックのギアに変えるし、速度を上げていくのであれば徐々にギアを上げていきます
このように、グリップの握り方においても、目的に合わせて握り方を変えていく必要があり、その握り替えるための要素を並べたのが上記の4つの要素となります
以下で、この4つのグリップの握り替える要素についてそれぞれ見ていきたいと思います
親指の位置による握り替え
グリップの握り替えを構成する1つ目の要素は、「親指の位置による握り替え」となります
これは簡単に言えば「フォアハンドグリップなのかバックハンドグリップなのか」ということであり、つまりフォアハンドグリップなのかバックハンドグリップなのかという違いは親指の位置を変えることによって握り替えることができるということになります
親指の位置を変えるというのは、単純に親指を畳んで握るのか、あるいは伸ばして握るのかという違いになります
親指を畳んで握るのがフォアハンドグリップです
(親指を畳んで握ったフォアハンドグリップの画像)
一方で親指を伸ばして握ったのがバックハンドグリップとなります
(親指を畳んで握ったバックハンドグリップの画像)
では、フォアハンドとバックハンドはどのように使い分けると言えば、
床に対するラケットヘッドの角度による握り替え
グリップの握り替えを構成する2つ目の要素は、「床に対するラケットヘッドの角度による握り替え」となります
これは、例えばイースタングリップやウエスタングリップなどの握り替えになります
イースタングリップは、以下の画像のようにグリップを握った状態で腕を前に伸ばしてラケットを出すと、床に対してラケットヘッドが垂直、つまり90度になります
(イースタングリップで床に対して面の角度が90度になっている画像)
ウエスタングリップは、以下の画像のようにグリップを握った状態で腕を前に伸ばしてラケットを出した時に、床に対してラケットヘッドが平行になります
(ウエスタングリップで床に対して面が平行になっている画像)
このように、床に対するラケットヘッドの角度による握り替えというのは、〇〇グリップによる握り替え、と言うことが出来る訳です
一般的には、〇〇グリップによる握り替えとなると、上で述べたように
- イースタングリップ
- ウエスタングリップ
の2種類だけが語らえることがほとんどだと思いますが、私の考えでは、イースタングリップとウエスタングリップを含めて、全部で6~8種類のグリップがあると考えています
6~8種類としたのは、現在もまだ研究中であり厳密な定義が出来ていないということであり、しかし少なくとも6種類のグリップがあることが分かっています
ここで全てを語りつくすことは難しいかもしれませんが、以下でそれぞれについて解説してみたいと思います
6種類のグリップと言うのは、その全てを並べると
- イースタングリップ
- ウエスタングリップ
- コンチネンタルグリップ
- セミイースタングリップ
- セミウエスタングリップ
- セミコンチネンタルグリップ
となります
イースタングリップ
イースタングリップはグリップの中で最も一般的なグリップだと言えると思います
いわゆる包丁を握る握り方であり、握手するように握る握り方となります
注意しなければいけないのは、真面目な人ほどこのグリップのままあらゆるショットを打ってしまうということです
かく言う私がそうでした
先ほどもお伝えしましたがグリップと言うのは目的に合わせて握り替えます
そのため、何よりも大切なのは、包丁握りで全てのショットを打たなければいけないという思い込みを捨てるということです
しかし、イースタングリップが悪い握り方と言っている訳ではなく、イースタングリップはイースタングリップで使用する場面と言うのがあります
まず、フォアハンドにおいては基本的にはイースタングリップで握ると考えて頂いて問題ありません
しかし、これはあくまでも基本的にはという話であり人によってはフォアハンドでイースタングリップを用いることがほとんどないという場合もあります
私もその一人であり、なぜそうするかと言えばフォアハンドをイースタングリップで握るとバックハンドに握り替える際にグリップを大きく回す必要があり、握り替えが間に合わない場合があるためです
では何グリップで握りるのかと言えば、後で説明しますが結論を言うとコンチネンタルグリップとなります
ただ、これは応用的な話になるので最初はフォアハンドはイースタングリップで握るものという認識を持って頂いて問題ありません
フォアハンドの場合はということなので、バックハンドは違うのかと思われたかもしれませんが、バックハンドの場合はイースタングリップで握る場面はほとんどないと私は考えています
では何グリップで握るかと言えば、それはコンチネンタルグリップであり、先ほどのフォアハンドの応用的な握り方となります
つまり、イースタングリップもウエスタングリップもコンチネンタルグリップで握るということであり、こうすることで握り替えの手間を省くことが出来るということになります
さきほど、バックハンドの場合イースタングリップで握ることはほとんどないということをお伝えしましたが、ほとんどないということは、バックハンドでもイースタングリップで握る場面があるということになります
それはハイバックを打つ場合です
しかし、これもまた応用的な話になりますが、イースタングリップで打つハイバックもあれば、通常通りコンチネンタルグリップで打つハイバックもあります
応用や例外ばかりで話をややこしくしてしまい申し訳ありませんが、イースタングリップという一つのグリップを理解するだけでも、正しく理解しようとすればこれぐらいの情報量が必要であり、そういう意味で先ほどもお伝えしたように一般的に言われている
- 包丁を握るように握る
- バックハンドは親指を立てて握る
という情報量では圧倒的に足りないということがお分かり頂けるのではないかと思います
ウエスタングリップ
ウエスタングリップと言うのは、いわゆる「フライパン握り」という握り方です
フライパンを握るように握るという言葉で想像しやすいかもしれませんが、床に対してラケットヘッドを平行にした状態でグリップを握ります
個人的な考えとして、私はこのウエスタングリップで握る場合というのは、ファアハンドの場合もバックハンドの場合もないと考えています
コンチネンタルグリップ
セミイースタングリップ
セミウエスタングリップ
セミコンチネンタルグリップ
7番目以降のグリップの握り方について
手の中でのグリップの位置による握り替え
グリップを持つ位置による握り替え
グリップの種類は合計で何種類?
48?
